協成70年の歩みDIG!! KYOSEI HISTORY| ガス管用機材、水道用配管機材の協成
年代 |
協成での出来事 |
1980年
(昭和55年)
〈世の中の出来事〉
モスクワオリンピックが開幕
(日本はボイコット)
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- (4月)
- 水道用硬質塩化ビニル内外面ライニング鋼管用継手(キーロンDX継手)を発売開始。
- (4月)
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宮崎に事務所を開設(現 南九州営業所)。
キーロンDX継手
- (5月)
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協成鉄管継手株式会社南大阪工場を新設の橋本工場へ移しキーロンVGを生産開発。
- (8月)
- 能登温泉健康村に山の家を設置。
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1981年
(昭和56年)
〈世の中の出来事〉
スペースシャトル コロンビアが打ち上げ成功
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- (8月)
- 大手ガス会社にキーロンパイプが採用される。
- ダクタイル鋳鉄製GMⅡプラグバルブ(KPM-314D)を発売開始。
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- (1月)
- ガス用硬質塩化ビニル外面被覆鋼管(キーロンVI 外面アイボリー色)を発売開始。
- (1月)
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大手ガス会社にカラー鋼管(キーロンVI)が採用される。
キーロンVI
- (4月)
- 松山に事務所を開設(現 四国営業所)。
- (4月)
- 大手ガス会社にキーロン継手が採用される。
- (5月)
- 協成USAを設立。
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1983年
(昭和58年)
〈世の中の出来事〉
任天堂が「ファミリーコンピュータ(ファミコン)」を発売
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- 水道用硬質塩化ビニル内外面ライニング鋼管のWSP(日本水道鋼管協会)規格化の審議開始。
- (1月)
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ガス用硬質塩化ビニル外面ライニング鋼管用継手(キーロンVG継手)を発売開始。
キーロンVG継手
- (5月)
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水道用硬質塩化ビニル内外面ライニング鋼管(キーロンDX)外面グレー色よりライトブルー色に変更。
キーロンDXライトブルー色
- (10月)
- 仙台に事務所を開設(現 東北営業所)。
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1984年
(昭和59年)
〈世の中の出来事〉
1万円(福澤諭吉)
5千円(新渡戸稲造)
千円(夏目漱石)の新札発行
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- (12月)
- 水道用硬質塩化ビニル内外面ライニング鋼管WSP規格制定(WSP 034)。
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1985年
(昭和60年)
〈世の中の出来事〉
電電公社と日本専売公社が民営化
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- 水道用硬質塩化ビニル内外面ライニング鋼管が国土交通省の仕様書に記載される。
- (6月)
- 北関東事業所に工場を新設(押出機によるキーロンパイプ、ガスフレキの生産を開始) すると共に営業部門も併設。
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1986年
(昭和61年)
〈世の中の出来事〉
ハレー彗星が76年ぶりの地球接近
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- (4月)
- 神奈川(現神奈川営業所)・埼玉に事務所を開設。
- (4月)
- WSP(日本水道鋼管協会)に入会。
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- 水道用硬質塩化ビニル内外面ライニング鋼管が日本水道協会として規格制定 (JWWA K 116 )。
- (6月)
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ガス用金属可とう管継手(キーロンTO・TI)を発売開始。
キーロンTO・TI
- (7月)
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ガス用ステンレスフレキシブル管(キーロンKFT・KFP)を発売開始。大手ガス会社に採用される。
- (11月)
- 北関東事業所が社団法人 日本水道協会検査工場の認定を得る(第B-129号)。
- (12月)
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ガス用金属可とう管継手(キーロンPI)を発売開始。大手ガス会社の型式承認。
キーロンPI
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- (1月)
- 排水用硬質塩化ビニル内面ライニング鋼管WSP規格制定(WSP 042)。
- (1月)
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排水用硬質塩化ビニル内面ライニング鋼管(キーロンDL)を発売開始。
キーロンDL
- (4月)
- 消火用硬質塩化ビニル外面被覆鋼管WSP規格制定(WSP 041)。
- (4月)
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成田芝山工場を新設。
- (6月)
- 東京本社 成田芝山支所を開設。
- (6月)
- 消火用ポリエチレン外面被覆鋼管WSP規格制定(WSP 044)。
- (7月)
- ガス用金属可とう管継手(キーロンPI) インテリア志向の高まりに対応して、業界初のアイボリー色(キーロンPI-I)を発売開始。
- (11月)
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水道用硬質塩化ビニル内外面ライニング鋼管用コア内蔵型外面被覆管端防食継手(キーロン O-VD継手)を発売開始。
キーロン O-VD継手
- (11月)
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大手ガス会社にキーロンパイプVI及びパッキンセットが採用される。
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- 消火用硬質塩化ビニル外面被覆鋼管・排水用硬質塩化ビニル内面ライニング鋼管が国土交通省仕様に記載される。
- (8月)
- 成田芝山工場において押出機による外面硬質塩化ビニル被覆鋼管を生産開始。
- (9月)
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ガス用硬質塩化ビニル外面被覆鋼管用継手(キーロンVI継手)を発売開始。
キーロン VI継手
- (9月)
- 水道用硬質塩化ビニル内面ライニング鋼管(LP-VA・VB)を発売開始。
- (9月)
- 成田芝山工場においてガスフレキを生産開始。
- (12月)
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キーロンVDの外面ライトブルー色を紺色に変更。
キーロンVDの外面紺色
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橋本工場の誕生
関西空港の誕生に絡んで、南大阪工場の敷地の約半分が道路用地計画にかかった。検討し、協力する事とした。その代替地を和歌山県橋本市に入手し橋本工場とした。入手にあたっては従業員が通勤可能な範囲を考慮して選び、昭和55年に誕生した。
参考:社内報「協成50年の生い立ち」
塩ビの押出ライニングとフレキシブルパイプの開発
宇都宮工場には従来方式の熱風炉によるライニング設備のほか、押出しによる外面ライニングラインを初めて設置した。この外面押出しは協成独自の開発による加工方法で、大手ガス会社に承認を得た。以降「カラー鋼管」として現在成田芝山工場で生産している。
また、ガス用フレキシブル管が在阪の大手ガス会社で検討されていたので、当社も宇都宮で開発を手がけて1年余りの苦戦の末に製品化し、昭和62年に10Aサイズで採用となった。その後、この加工方法は成田芝山工場にも採用し、サイズも拡大し供給体制を整え、需要増大と相俟って主要商品に成長していった。現在は、播磨工場で生産している。
参考:社内報「協成50年の生い立ち」
関東地区での第2工場ー成田芝山工場の建設
宇都宮に進出して3年後(昭和63年)に芝山第2工業団地の土地を入手して成田芝山工場を建設した。これは関東地区を初めフレキ管やライニング管の需要が好調で、供給不足をきたしつつあったため決断した。設備も当時としては最新鋭の物を導入することとして、検討した結果、フレキ(1号機)も押出機も外国製となったが立ち上げまでの苦労は予想以上であった。
なお、工場内に成田芝山支所を開設し千葉方面の営業を展開した。
余談になるが、工場名は当初「成田工場」で考えていたが、所在地の芝山町からの要請で「芝山」の名を追加した。
参考:社内報「協成50年の生い立ち」
整圧性能の向上、遮断弁等を改善
当時、現地配管していたガバナやバルブをユニット化し、従来品に比べ1/3という小型化を実現した業務用顧客向けガバナユニットを開発した。
現場での加工組立の簡略によって施工期間の大幅な短縮を図る事ができた。